危険回避Q&A

ネット・携帯編

メールなどで誹謗中傷をされたら、どうしよう…


子どもたちが、携帯電話やパソコンを使いはじめると、頻繁に使うのがメールです。
電話よりも気軽で、用件をコンパクトに伝えることができるのがメールの大きな特徴です。
最近では、子どもたちの間で『メル友』というコトバがつかわれるほど、メールでのつながりを重視している傾向があります。

一方で、メールをつかうなどしてのイジメも発生しています。
また、中高生のあいだでは、いま話題の『学校裏サイト』と呼ばれる学校非公認のサイト内で、特定の生徒の悪口を書くなどの嫌がらせをするケースもあります。

そもそもメールは、文字でのやりとりですから、その書き方によっては、相手に正確な思いや、ニュアンスが伝わらなかったり、ときには誤解を招いてしまうこともあります。
その書き方にはじゅうぶんに注意をする必要があるのです。

もし、誹謗中傷などのメールが送られてきたばあいは、しばらく様子をみて、エスカレートしたばあいには、学校や警察に相談をしましょう。 とくに、『死ね』『殺す』などの過激な言葉を使うばあい、内容によっては脅迫などの罪に問われることもあるからです。

メールでのやりとりは、便利で楽しい反面、人を傷つけたり、傷つけたられたりもすることを子どもたちにもしっかり教えておきましょう。
また、なにかトラブルがあったら、すぐに保護者や学校に知らせるように日ごろから伝えておきましょう。