ご近所パトロール

テクニック編

どういうところをチェックすればいいの?


パトロールは、『町をよく見てまわる』ことがおもな活動です。
では、パトロール中はどのようなところをチェックしながら歩けばよいのでしょうか?

『子どもたちの安全』を目的にしたパトロールは、子どもたちが巻き込まれる事故や事件を未然に防ぐことをめざしています。
したがって、『事故が発生する可能性のあるところ』や、『事件などが発生しやすい条件がそろっているところ』などを重点的に見てまわる必要があります。

事故が発生する可能性のあるところ
■学校や児童館など、たくさんの子どもたちが出入りする周辺道路
■見通しのわるい交差点や横断歩道
■ガードレールのないせまい道路(とくに車の抜け道など)
■工事現場や資材置き場周辺(遊び場の可能性)
■川原や池のまわり など

事件などが発生しやすい条件がそろっているところ
■死角があるところ(周りから見えにくいところ)
■暗いところ(樹木が繁茂しているようなところ)
■公共空間で密室になるところ(公衆トイレや電話ボックスなど) など

地域のなかで、このような場所があったら、ぜひパトロールコースに入れて、定期的にチェックをしましょう。 気になるようなことがあったら、すぐにメモをして、パトロール日誌に記録しておくことをおすすめします。

また、マンションや駐車場などの私有地に立ち入る際は、管理者から許可を得えましょう。